病棟の中で飼われているメダカ達について

少し前までは、気温の変動が著しかったのですが、徐々に寒さも和らぎ、春の日差しが暖かく感じる今日この頃。

今回は、2病棟の中庭で飼われているメダカについてお話ししたいと思います。

2病棟の中庭には、患者さん達のリラックスや癒しを目的にメダカが飼われています。病棟のスタッフが自宅で、趣味で飼われている、すごく高価なメダカをいただいたもので、青、赤、白、黒、光沢があるなど、美しい色合いが目を引きます。そして、それぞれのメダカ達には、個性的な模様があります。水槽の中では、他のメダカ達と遊んでいる元気な子もいれば、一人静かに浮いている子もいます。その様子を見ているだけで、心がほっこりと癒されます。

メダカの卵は水槽の中の水草に産みつけられます。孵化した新しいメダカ達は、混ざり合った色合いが美しく、綺麗な模様をもって誕生しました。新しく誕生したメダカ達は元気に泳ぎまわっています。その様子を見ていると、心が温かくなります。その反面売れば儲かるのでは？などとスタッフ間で盛り上がったりもしています。

メダカ達は中庭で飼われることで、患者さんや私達スタッフに多くのメリットをもたらしてくれています。例えば、メダカを見ているだけでストレスが和らぐという効果があります。自己肯定感が高まるという効果もあります。メダカ達はみんなの役に立っているのです。
私達スタッフは定期的にエサやりや水槽の水換えなどの掃除といったお世話をすることで、メダカ達が快適に暮らせる環境を守っていきます。